いつかアフリカに行きたい男のブログ

東京リーマン33歳のブログ。昔から「いつかアフリカ行きたいな」って思いながらも、このままでは行かないで死ぬパターンのやつです、きっと。

小売業は年末年始は稼ぎ時

小売業は年末年始は稼ぎ時です。同僚Aさんが働いていた時代も同じだったと思いますが、昔より今の方がもっと「正月らしさ」が無くなってしまったように感じます。

 

大晦日午後8時に閉店した後、社員全員で一斉に売り場の変更をします。正月名物「福袋」を置く台を作る為に、去年と今年の商品を入れ替えて、売り場構成を変えて、「福袋」を売り場で追加で作る社員もいれば、ひたすら「年末大売出し」系のPOPや正札を剥して歩く社員もいます。

 

普段の店内放送は有線放送が入っていますが、大晦日だけは「レコード大賞」や「紅白」を店内に流して作業をします。

 

ほぼ総出で作業をしますが、中には帰らせる社員もいます。遠方から就職した人たちですね、最終の新幹線に間に合う場合は閉店後タクシーで駅まで送ったりします。

 

そんな忙しない作業をしながらAさんが

「昔はさ、お正月だなー、静かだなーって思えたのよね。今は元旦から店が開いてたりするでしょ?
松の内には何処の店も開いてなかったのよ、だから年末商戦は掻きいれ時でおせち用品はもの凄く売れたのよね、今余り売れないしね。
なんかお正月がつまんなくなっちゃったよねー」

 

と、50代の社員たちがそれに頷きながら昔話に盛り上がり片づけや設置をし

 

店内で新年を迎える訳です。

店内で新年を迎えた社員には「お年玉」が配られます。現金で1000円ですが、それで帰り道に飲み物買ったりラーメン食べたりする人もいるので、毎年ありがたく貰います。

 

新年を迎えた時の店内放送は「新年あけちゃいました、おめでとうございます、あと少し頑張りましょう」と入ります。25時には店内掃除をすませて全員を帰します。
公共機関通勤の社員にはタクシーを会社が用意し、強者はそのまま初詣に出かけます。

 

当社は、とりあえず元旦はお休みです。
2日から新年の営業を開始します。

 

みなさんお疲れ様でした。
2016年も宜しくお願いします。