いつかアフリカに行きたい男のブログ

東京リーマン33歳のブログ。昔から「いつかアフリカ行きたいな」って思いながらも、このままでは行かないで死ぬパターンのやつです、きっと。

「とりあえず」なんて言っていると「とりあえずの人生」になっちまうぞ?

呼ばれてないけど、じゃじゃじゃじゃーん、つーことで、どうもアフリーです。

 

突然ですが、僕は昨日、「とりあえず」という思考・言葉について考える機会がありましたので、シェアしたいと思います。ちなみに、「シェアします」というようなことを言う人からはこちらがシェアしたいと感じるような情報が出てくることは稀ですが、この記事がそうならないように鉛筆が折れるんじゃないかってくらいの筆圧風なタイピングで記事を書いていきたいと思いますので、ヨロピク。

 

「とりあえず」実に便利な言葉ですよね。

 

「とりあえず、やっておきます」
「とりあえず、それでいこうか」
「とりあえず、お願いね!」
「とりあえず、仕事するかー」
「とりあえず、考えておきます」
「とりあえず、連絡しますね!」

 

「とりあえず」を辞書で調べてみると、

 

とりあえ‐ず〔とりあへ‐〕【取り▽敢えず】 [副] 1 ほかのことはさしおいて、まず第一に。なにはさておき。「―母に合格を知らせる」「―お礼まで」 2 何する間もなく。すぐに。「―応急処置をして、病院へ運ぶ」 [補説]「取り敢えずの」の形で、名詞を修飾することがある。「粘土を練って―の形にする」 (goo辞書)

 

一般的にいう僕らの「とりあえず」は、上の「差し迫った状況で〜」とか、あるいは「その場しのぎ」という意味で使っていることが多いと感じます。

 

つまり、それって、「その準備ができていなかったけど、その場しのぎで」ということですよね。

 

そーいえば、昔、死んだじいちゃんが「どれだけ才能なんてもんがあろうが、準備してないやつは、日頃準備しているやつには絶対勝てん」「準備してないやつは結局、何も成らん」と言っていたことを思い出しました。

 

あと、あれですね。かの元アメリカ合衆国大統領のリンカーンも、「もし、木を切り倒すのに6時間与えられたら、 私は最初の4時間を 斧を研ぐのに費やすだろう」とか言っていましたし、ここで中卒の僕でも、「あぁ、準備は大事なんだね」とか「意識することは大切なんだね」とか、「ちゃんと『考える』という作業をしないとね」とか、その言葉の意味をおそらく半分くらいは理解できるわけです。

 

でね、「とりあえず」という言葉ですが、「考えること、行動することを先送りにしているダメな自分」を忘れるための自分にとって実に都合が良い魔法の言葉だと思ったんです。

 

えっ、おまえ、それ、今さら?

 

と思われるかもしれませんが、そうなんです。お恥ずかしいことに33年も生きてきて、今、そのことに気付いたんです。

 

僕は日頃、えらそうに人に「明日できることは明日やろう」というような、いわゆる「タイムマネジメント」の話しをしたりすることもある中で、今さらそんな単純なことに(*゚ロ゚)ハッ!!っと気付いたんです。

 

朝起きて、
「よし、とりあえず、仕事いくか」
会社に着いて、デスクに座り、PCの電源を入れ、
「よし、とりあえず、今日も頑張るかぁ」
「とりあえず、ToDoリストを確認するか」
「とりあえず、昼までにこれを片付けて...」

 

とりあえず、とりあえず。
このまま僕の1日の思考をここに書き綴ると、「とりあえず」のキーワード出現率が75%くらいになって、検索エンジンにスパム扱いされるんじゃないかっていうくらい、「とりあえず」という言葉が並びそうなのでやめておきますね。てへ。

 

これは断言できますが、「とりあえず」何かをやろうとすれば、ほぼ「やっつけ仕事」的なクオリティになります。もう、「とりあえず」が入り口の時点でそれはほぼ確実に出口は「やっつけ」なんですね、僕の場合。

 

で、またまたここで(*゚ロ゚)ハッ!!っと思ったんです。

 

「こんな、とりあえず、とりあえずの毎日を過ごしていれば、自分の人生まで『とりあえずの人生』になりかねない!」ってね。

 

人生までが「とりあえず」って、、、

人生までが「やっつけ」って、、、

 

じゃあ、おまえの中で「とりあえずではないものって、なんだよ?」と自問したわけです。 そうやって、改めて考えると、ないんですよ。ぜーんぶが全部、一時が万事、「とりあえず」なんです。

 

こんなんじゃあ、死ぬとき、あるいは病気になったりしたときに120%後悔するわw

 

個人的なことであれですが、僕は20代の頃に大きな後悔をしていますので、もうこれ以上、後悔とかそういうのはうんざりなんですね。

 

あっ、これを書きながら思い出したけど、死んだじいちゃんがこんなことも言っていました。

 

「とりあえず、とりあえずと言っていれば、とりあえずの結果しか生まないのは当たり前」

 

うーん、まさに、そのとおり。
じいちゃん、時を越えて教えてくれてあんがと。(天を見上げて合掌)

 

さて、今から僕は「とりあえず」と言葉にするのも考えるのもやめようと思う。 それでも、長年の癖で、ついついその言葉を言ってしまったり、頭の中で思い浮かべてしまうこともあるかもしれないが、そんなときは「おい、いいのか、そんなこと言っていたら、おまえの人生もとりあえずの人生になっちまうんだぞ」って、自分自身に言ってやろーと思います。

 

そんなわけで、みんなも知らず知らずのうちに考えてしまっている「とりあえず思考」は、さっさと改めておかないと、「とりあえずの人生」になっちまうぞ?

 

なんつって。